
やぁみんな!! すべってますか?
お前のギャグがな、という声が聞こえてきそうな中こんにちは。
今回は、なんとスノーボードのスの字も知らない人を、なんと1日で滑れるようにしてしまおうという企画です。
題して「なんとスノーボードが1日でマスター出来る! 初心者向けスノーボードマスター講座〜7つの心得〜【エクストリーム編】」ということで始めていこうと思っているんですが、ん?
なんで、初心者向けなのに、エクストリームなの? 死ぬの? という声が聞こえてきましたね。実は、僕、初めてスノボーに行ったのは高校の時なんですが、その時はまだスノボーが流行り始めたばかりで、周りに滑れる人はいませんでした。
そんな中でしたので、初心者4人で初めてスノーボードに行くってなったときには、全く勝手が分からずに最初は意気揚々と、やれワンエイティだなんだとゲレンデに出る訳ですが、5メートルも進めず、討ち死にする現実を突きつけられてしょぼくれていました。しかし、そんな中でもやめる訳にはいかない僕たちは、みんなで沢山転びながら、上手な人を食い入るように見ながら、ああでもなこうでもないをやり続けたんです。
その結果、実は4人とも半日で滑れるようになっていました。
何故滑れるようになったか? それは、4人が体を使って各々が感じた事やこうすればイケそうだという事を、全員で共有し実践出来たからでした。そのお陰もあって、今でもスノボーは滑ろうと思えば、ある程度は滑れます。
しかし、そんな中でも、初心者に滑り方を教える際は、その滑れるようになるために行った方法を実践することはありませんでした。それはどうしてか?
それは、めっちゃめちゃ危険だからです!
どれほど危険かというと、そのときは2泊3日で行ったんですが、その2日目、僕はスキーヤーと接触して30分前後の記憶を喪失しました。それくらい危険です(実話)!
だから、この方法はどちらかというといわば早くスノボーが上手くならないと、死んでしまうくらい時間が無いときの奥の手であって、BLEACHで死神代行をやっておられる黒崎一護さんのパネェ修行法くらい用法と要領を間違えずに行う必要があります。なので、これを実践するにあたってはすべて自己責任にて行ってください☆
あと、雪質がよく周りの見晴らしの良いところで、人様のご迷惑にならないように練習してください。
前置きが長くなりましたね、じゃあ書いていきますね!
1.まず、前知識を忘れる。
木の葉落とし。実は、この滑り方さえ覚えてしまえば、どんな急斜面にも対応出来ますし、滑走感も楽しめます。なので、全員が最初に身につけて欲しい滑り方です。が、…ここでは忘れましょう。
木の葉落としが出来るという事は、木の葉落としに逃げれるのと同義です。皆さんは最初からイケメンボーダーのあの滑り方を目指してください!
2.怖くても重心は前のめりに。
徳川家康と武田信玄の間で行われた「三方ヶ原の戦い」、この戦い徳川家康が唯一かつ歴史的な惨敗をしてしまいますが、敗北した徳川方の兵は、うつ伏せの者は頭を敵の武田方に、仰向けの者は頭を徳川方に向けていたという逸話が残っております。
ボードでも同じです。怖くて重心を後ろにかけていると、後で書くようなボードの操作が出来なくなりますし、転びたい時に転ぶことも、ましてや止まることもできず、危険です。「どうせ倒れるなら前のめり」これを覚えておきましょう。
ただ、ボードのエッジ部分を谷側に引っかけて、前のめりに吹っ飛びながら転ぶいわゆる「逆エッジ」は本当にだた痛いだけなのでやめましょう。
3.止まり方、転び方をカラダで覚える。
最初はとにかく慣れです、あなた以外頼る者はありません。とにかく滑ってみて転びましょう。転ぶときは山側に転ぶ癖をつけてください。「逆エッジ」で谷側に転ぶと痛いです。そのうち、板を斜面と垂直して止まれるようになってきます。
4.最初はとにかく斜めに滑る
男はまっすぐに、という意見もありますが、それはデキる男だからです。出来ないうちは、とにかく斜めに速度を加減しながら横断するように進みましょう。ただ、いつでもまっすぐにいってやるという心意気はあっぱれです。大丈夫です、すぐにまっすぐに行けます。
5.程よいところで、板をまっすぐにしていく。
いよいよ男になれるチャンスです。ちゃんと前側の足に体重をかけて、ゆっくり斜面と垂直に板を運んでいきましょう。ここで怖くなって後ろ側の足に体重が乗っかってしまうと、板が操作出来なくなりますので注意してください。
6.イケる!! と、思った瞬間、後ろ足を思いっきり逆側に移動させる。
まっすぐにしたタイミングで、どちらにもエッジがかからずに滑る事が出来るタイミングが出来ます。その時がチャンスです。体重のかかっていない後ろ足を思いっきり逆側に移動させてください。上手くいくとボードのエッジも逆側にかかり、体が山側を見てた人は谷側に、谷側を見てた人は山側に体が反転するはずです。やりました。男になった瞬間です。
7.4〜6を繰り返し行う
上手く行けば、転ばずに、今度はやってきた方向に向かって斜め移動が出来ますので、そのまま進んでください。大丈夫です、あなたの歩く道はきっと五月晴れです。なれてきたら、角度を急にしてみたりしましょう。
どうでしたでしょうか? これが、あなたのスノボーライフへの一助となれば幸いです。え? 災わい?? 信じるも信じないもあなた次第です。
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