シェアをするセカイ。ブランド商品をシェアする考え方ってどう?

この前、BBT大学の説明会に参加させていただいた時に、少し授業体験の一環として今までにないサービスで、あったら売れそうなものを幾つか挙げて、話し合うことをやりました。

それで、衣装のレンタルみたいにブランドのレンタルあれば良いのに、みたいな話を聞いたときに、あ、これって考え方をちょっと変えたら今風で凄くアリかも、と思ったのでそれを書いていこうと思います。

(ご本人はやらないと思いますし、授業という体裁で話してた事なんで、ここに書いてしまいますが、みなさまはシークレットかどうかは、話す際に口添えして貰えると助かります。何も言われなかった時の僕の判断基準ですが、それに対して具体的な行動を起こしている、起こそうとしているかどうかになります、まあガチなら不必要な人には公言しない筈なのですが。。)

インターネットの世界では、定額制で支払いを続けてるあいだは全てのサービスが受けれるビジネスってかなり一般的です。映像コンテンツはHuluやNetflix、音楽はApple Musicや、ソフトウェアでもAdobe Creative Cloudなどのサービスがあります。

また、このブログの写真はshutterstockという定額制の素材サービスを利用しています。昔であれば必要は素材は各ジャンル毎や1点毎に購入するのが普通でしたが、これを使うと無尽蔵なストックから、無制限に使用出来るわけです(個数制限はもちろんありますが)。

僕が仕事で使っているUnityでも、自分たちで作ったら時間とお金がかかる必要なプログラム部品をAsset storeにて安く、或いは無料で手に入れれるインフラが出来ています。

その考え方をちょっと発展させて、例えば月5000円くらいの定額制でブランド物の貸し出しを行うサービス。というのはどうなんでしょうか?

恐らく、ブランド商品を定期的にご購入される方は恐らく年6万以上はブランド商品の購入に充ててると思います。その金額を月々に割り振るだけで、数多のブランド商品が選び放題、使い放題になる訳です。

物として購入しない分、部屋に使わなくなったものを置くスペースが必要なくなります。僕も昔は音楽CDを所有欲の赴くままにコレクションしていましたが、部屋をシンプルにすると気持ち良いあの感覚を覚えてしまったら、荷物になるコレクションはしなくなりました。

またこういうサービスの良いところは飽きたら別の物をすぐ切り替えられるところですね。不必要になればサービスを停止させるだけです。また、この考え方はどのサービスでも当て嵌めて考えられそうです。

例えば、自分の身に着けるものを、ゲームのアバターみたいにその時の気分で沢山のなかから選んで使える訳です。買ってまで試すのもどうかな? と思うものでもガンガン試せる。そういうのを気が向いた時にセレクトショップ的なところに行って、古いのを返して新しいモノを借りる訳です。

これって究極のシェアの考え方ではないですか?

昔も、地域での貸し借り、共有は普通にありました。今はインフラの整備によって地球規模の貸し借りや共有が出来るようになってきています。デジタルデータは確かに簡単に出来るんですが、物についても出来ないことはないと思っています。

だって、僕ら等しく死んだら魂以外の荷物は、ぜんぶ置いていかなければならないわけです。そういう意味で考えたら今所有している物、土地、家、究極的には自身の肉体においても、全てセカイからの借り物だという考え方もできます。

このシェアするという考え方、凄く時流として今風だと思いますが、どう思いますでしょうか?


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