元人質が語る「ISが空爆より怖がるもの」から透けて見える、本当に怖いもの

先日、テロリズムに対して過剰に過剰に反応するべきてはない、みたいな記事を書いたんですが、ISについて、ちょっと興味深い記事を発見しました。

元人質が語る「ISが空爆より怖がるもの」

もちろん、記事の真偽についてはたとえご本人のお話ではあっても、鵜呑みにせず一定の距離を取るべきかと思います。ですが、もしこの内容が本当である場合、僕たちが考えている、ISという組織の違った側面が見えてくると思いませんか?

例えば記事の中にある、ドイツが移民を歓迎して受け入れている姿、それを見てISが頭を悩ませるという図。これを末端の方が言っているという事について、どうも思いますでしょか?

末端が頭を悩ませる事柄ということは、上層部、そのまた上の出資者の意図の反映ということでもありますよね?

ここでちょっと閑話休題。真のお金持ちが行うお金の稼ぎ方をちょっとだけ今から説明します。

旬なのでボジョレーヌーボーを例えにしますね。

日本でボジョレーヌーボーを秋の風物詩にし、それをお祭りにしてオシャレにワインを飲むと習慣。もちろん勝手に出来た訳ではなく、それの仕掛け人がいた訳です。

それに対して、売り手の利害関係が一致したので、それらの意図を持つPRを個々にする事により一つの大きなムーブメントが起きたんですが、もし仕掛け人がそれを見越してボジョレー地方との流通のパイプを先に握っていたとしたら…、

それはそれは想像もつかない物凄い利権になっているわけなんです。

ボジョレーの例のように、今は価値は無いけど、あるPRやマーケティングをする事により大きな価値が付くものは沢山あります。世の中のお金持ちはそのような錬金をされているんですが、この錬金方法は何の商品でもサービスでも当てはまる訳です。

ISの行っている事、それ自体には大きなお金は動きません。ですが、それ(PRやマーケティング含む)を行うことによって価値が高くなるものは有るのです。

何度も言いますが、流された血、それについては当事者でなくても感情的になるものです、それは僕もです。ですが、それを逆手に取ってコントロールし、利権を得る方も必ずいるのです。

何にも言える事ですが、特定のPRに対して過剰に反応するのは、それがどんなに良いと思っていたとしても、やはり、全くの愚です。

不安を覆う現在でも、テロリズムやセンセーショナルな事件の死傷者よりも、交通事故や自殺で亡くなる方のほうが数万倍も確率高いんです。

例えば身近に交通事故にあう方がいても、僕らは気をつけようと思っても家に閉じこもるような過剰な反応はしません。みんな明日死ぬ可能性があり、死ぬ時は死ぬ訳ですよ。

で、あれば、一人一人が冷静に保ち、その日その日を満足して納得して楽しんで生活したほうが自身にも世界にもいいような気がするんですが、あなたはどう思いますか?


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